地域社会への貢献か国家への貢献か


地域とか国とか世界とか、自分が影響を与える範囲の対象としてネックになっている人がいるんだけど、結局価値を与える対象はそこにいる人間なんだから、そういったスコープは与える価値の本質ではない。問題は「どのような価値を誰に与えるか」であって、対象となる人間の性質によってそれを区別するうえで国や地域がクリティカルでないかぎり区域の大きさによる区別は無意味。

日本において地域を対象とする価値創出に貢献したいか、国を対象とする価値創出に貢献したいかといった迷いは、国防や貿易といった国専属の問題でもない限り意味をなさないのではないか。その本質は何なのか。